お芝居は面白い！ 楽しい！ そして、とても身近なものです。
でも、観たことがないとそれがなかなか伝わりません。
私たち芸優座は、全国どこへでも出かけて、みなさんの学校の体育館やお近くのホールなどで、本格的なお芝居を公演します。お芝居を観ると、お芝居の世界でいろいろな経験が出来て、人の気持ちや考えが分かるようになったり、とても豊かになります。美しい舞台、演技、そして物語に引き込まれ、忘れられない時間になる事でしょう。
学芸会や発表会など、機会があったら是非みなさんもお芝居をしてみてください。お芝居を創ろうとすると仲間ができます。そして、自分もプロの俳優や照明家、美術家になりたいという人も生まれるかもしれません。
でも、とにかくまずは、お芝居が好きになって頂きたい！
そしてきっと、将来、素晴らしい観客になって、演劇を楽しんで頂きたいと願っています。
全ての子どもたちに舞台を・・・
これこそ、私共劇団芸優座の願いです。所属の児演協も「子どもたちが育つ環境・家庭に関わらず文化芸術を享受できる機会を拡充する」ことを大きな目標に掲げています。テレビや映画・ビデオとは違って、舞台芸術は観客と表現者が、その場その時を共有し、共に創り上げるものです。それを是非、若い時代にこそ体験して頂きたいと思っています。
また、舞台上で生きる人間を見ることで情操が育まれます。芸優座では名作を中心に、バラエティーに富んだレパートリーを揃え、今、学校で取り組まれているテーマに合った作品をお選び頂けることと思います。
その日出会う児童・生徒の皆さんの中には、初めてのお芝居をご覧になる方がいらっしゃる・・・
劇団芸優座は常にその事を念頭に、舞台の仕込みから本番まで、心を込めて、出来ることの精一杯を尽くします。
「体育館を劇場に！」・・・これは単なるキャッチフレーズではありません。
学校の体育館は一つとして同じものはありませんが、私共劇団芸優座には劇団創設以来長年培ってきたノウハウがあります。ホールなどの大劇場用のみではない、様々な状況に対応できるよう、大道具から照明に至るまでプランの段階から工夫されています。
本格的な舞台の美しさは、まさに総合芸術としての大切な要素であると信じ、日々新鮮に舞台を創り上げています。
作品選定にあたりましては、作品パンフレットや公演DVDをご覧頂きながら制作部員がご説明に上がるほか、実際の公演を下見して頂くことが可能です。
ご希望の日時・公演場所（体育館・講堂・お近くのホールや会館など）・観客数・ご予算などを伺わせて頂き、ご成約後、契約書あるいは受諾書を取り交わします。
契約書（受諾書）に合わせて、「公演までのあらまし」という文書をお送りします。こちらで当日までにご準備頂くこと・当日の流れなどを予めご確認下さい。
実際の打ち合わせは公演のおよそ一か月前に、担当者より電話やメールで連絡させて頂きます。ホール・会館での公演打ち合わせは、原則としてホール等と直接致します。
また、体育館でご覧になる場合は、事前に「舞台仕込み図」や体育館の状況（サイズ・幕や照明のご様子・電源の容量など）をお知らせ頂くための書き込み式の用紙もお送りします。その内容に基づいてお打ち合わせ致しますが、場合によっては実際に会場（体育館）を拝見させて頂くことがあります。
体育館での公演の場合は、ステージ上・舞台袖の片付けや、ステージ下に格納してあるパイプ椅子や体育館フロアーのカバー・マットなどのご準備は、前日までにお願い致します。会館・ホールの場合は特にご準備頂くものはありません。
＜準備＞
開演3～4時間前に、公演会場へ到着し、直ちに準備を開始します。なお、学校で公演する場合、体育館（講堂）・控室は到着時から撤収まで使えません。
＜公演終了〜撤収＞
公演終了後、バックステージツアーや交流会などの開催も可能です。
その後、撤収にはおよそ1時間半頂いております。
感染拡大に寄与することなく、私共自身も安心安全に公演活動を続けていくために、専門家に相談して定めた対策マニュアルを徹底的に遵守しております。
公演にあたっての感染症対策については、事前に文書でお知らせし、具体的にご確認・ご相談させて頂きます。
芸優座では、日々の体調管理、定期的なPCR検査やワクチン接種の徹底、専任者を決めての定期的な除菌の徹底のほか、行動経路の限定・担当者の限定（当日、ご担当の先生方とお話させて頂くのは一名のみとさせていただいております）により、生徒さん方とは直接触れ合う機会をつくりません。
また、体育館の場合は、公演中の換気を徹底し、ステージから十分離れた位置から間隔を取ってお座り頂くようお願いしております。
